サクランボ生産地は山形県が全国の収穫量の7割

サクランボの生産地としては山形県が全国の収穫量の7割を占めており、その中でも山形県東根市は生産量日本一と言われている。が、しかし実は置賜地方でもサクランボ栽培は盛んに行われている。

それに次ぐ北海道・青森県・山梨県を合わせた上位県で全国の9割以上を生産しているが、2014年度統計資料によると、他にも秋田県、福島県、群馬県、長野県で年産100トン以上、その他にも小規模の産地が点在し、20以上の都道府県で収穫実績がある。なお、累年統計をとっている都道府県は2016年発表資料現在、山形県と北海道のみであり、2010年までは青森県、2006年から2010年にかけては山梨県も統計を発表していた。

山形県ホームページより

さくらんぼは「果樹園の宝石」と言われる。それは見た目の美しさに加え、栽培にあたり気象条件の難しさや手間がかかるため、一粒一粒が宝石のように貴重なものとなるからだ。  気候的に本来は、4~5月上旬の遅霜が軽く、6~7月上旬が比較的湿気と雨が少ないことが望ましい。山形県は全国でも数少ない適作地といえるが、それでも遅霜があり、梅雨の時期もある。そこで生産者は、燃焼資材や防霜ファンを使うなどして、つぼみや花が凍らないようにこまめに霜対策を行う。  受粉はミツバチを放し飼いにする方法と、人の手で毛バタキを使う方法などを組み合わせ、確実に受精させる。また、実が熟す頃雨があたると実割れしてしまうので、雨よけハウスは欠かせない。さらに、日当たりが悪いと色がつかないことから、収穫期が近づくと、日かげを作る余計な葉をつみとるなど、毎日こまめに手をかける。  やっとのことで収穫だが、これも一粒一粒色づきを確認し、軸ごと優しく手でもぎ取る。パック詰めともなると、粒をそろえ、向きをそろえながらの熟練した腕も必要だ。自家消費の場合はバラ詰めでもいいが、贈答用には、やはり美しく並んだ手詰めの人気が高い。  「さくらんぼは最初から最後まで人間の手をかけてやらないとね」と、生産者。収穫の後も肥料を与えたり、冬のさなかの枝の整理、芽かきと続き、一年中世話をする。これで「果樹園の宝石」といわれる理由も納得できよう。

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