山形出身で俳優の竜星涼さんが出演する、映画「弱虫ペダル」実写版が、まもなく公開される。竜星涼さんは、3年生で部長の金城真護役で出演する。

渡辺航さんの人気自転車マンガを、人気グループ「King & Prince」の永瀬廉さん主演で実写化する映画「弱虫ペダル」(三木康一郎 監督、8月14日公開)で、主人公・小野田坂道が所属する総北高校自転車競技部のキャストは、俳優の坂東龍汰さんが小野田坂道の同級生の鳴子章吉、柳俊太郎さんが3年生の巻島裕介、菅原健さんが3年生の田所迅、ジャニーズJr.の人気グループ「HiHi Jets(ハイハイジェッツ)」の井上瑞稀さんが1年生の杉元照文を演じる。また、映画オリジナルキャラクターで、寒咲幹(橋本環奈さん)の父・寒咲幸司役で俳優の皆川猿時さんが出演する。


写真:映画『弱虫ペダル』公式アカウント より

◇金城真護役・竜星涼さんのコメント

「高校生とは思えない存在感を放つサングラスをかけた部長・金城真護を演じます。まだ寒い中、チーム総北は薄着で必死に走りました。いつの間にか私も初ロードレーサーから本物の選手へと変わり、絶対にあきらめない男へと変貌していました。今までとはまた一味違う役柄を劇場でお楽しみください。」

泣き虫ペダルストーリー

千葉県立総北高等学校の新入生・小野田坂道はアニメやゲーム、漫画や秋葉原を愛するオタク少年。中学時代にオタクの友達ができなかった彼は、高校こそは友達を作るためアニメ・漫画研究部に入ろうとするが、部員数減少のため活動休止中であると知り、活動再開に必要な部員数を集めようと思い立つものの、部員は集まらなかった。

そんなとき坂道は、同級生の今泉俊輔から自転車レースを挑まれる。中学時代に自転車競技で活躍していた今泉にとって、学校裏の斜度20%以上の激坂をママチャリで、しかも歌いながら登坂する坂道は“信じがたい光景”であった。「坂道が勝てばアニ研部に入っても良い」と今泉に言われ、勝負を受けた坂道だが、あと一歩のところで惜敗する。それから数日後、坂道は関西から引っ越してきたばかりの少年・鳴子章吉と友人になる。鳴子は中学時代に自転車競技で活躍しており、ひょんなことから坂道はその実力を知ることになる。

2人との出会いで今までに経験したことのなかった“自転車で速く走る楽しみ”を見出した坂道は、アニ研部の部員集めを諦め、自転車競技部に入部する。小学生のときから自転車で秋葉原に通い続けていた坂道は、知らず知らずのうちに上り坂に強いクライマーとしての基礎能力が鍛えられており、その資質を見出されたことから、先輩部員でクライマーの巻島裕介の指導を受けることになり、才能を開花させていく。

インターハイ総合優勝を掴んだ総北高校自転車競技部は熊本県で行われる「熊本火の国やまなみロードレース」に招待された。例年なら参加を断っていた箱根学園も今回は参加を表明し、京都伏見や広島呉南などのインターハイ上位校が続々と参戦することになる。

ニューマシンに乗ることになった坂道はまた巻島と走れることを楽しみにしていたが、その巻島が9月からイギリスで生活するために突然自転車競技部を退部することになった。

坂道が失意のまま熊本へ向かった総北自転車競技部は空港で熊本台一の田浦吉昭からの出迎えを受けるが、坂道は田浦のチームメイトであるエースクライマーの吉本進から宣戦布告を受ける。

映画ホームページ https://movies.shochiku.co.jp/yowapeda-eiga/

山形県内上映箇所

山形 フォーラム山形 023-632-3220(生中継実施劇場)
山形 MOVIE ON やまがた 023-682-7235
山形 イオンシネマ米沢 0238-24-3300
山形 イオンシネマ三川 0235-68-1661
山形 フォーラム東根    0237-43-8060
山形 イオンシネマ天童 023-665-1166